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お子さんの矯正治療

今月も新たに矯正治療を始めるお子さんが増えました。

お父さん、お母さんがお子さんをとても大切にお育てになっていることが、歯科治療を通じてひしひしと伝わってきます。先日も、祝日の夕方でしたがお父様から「子供の歯が変なところから生えてきたので、すぐに見てほしい!」とクリニックに切実な訴えのお電話がかかってきました。早速、その夜に拝見しました。小学校低学年のお子さんでしたが、お父様がお子さんの歯並びの異常にいち早く気が付き行動してくれたことを、私は歯科医師として本当にありがたいことだと思いました。

歯並びの治療は、治療を開始する年齢によってベストな方法が異なります。矯正治療の方法は一通りではないのです。同じお子さんでも、今何歳か?によってベストな治療方法が変わってきます。年齢が上がれば上がるほど、抜歯をして矯正する可能性が高くなります。

永久歯は28本です。矯正治療のために抜歯をする場合は、4本の歯を抜いて24本にして歯を並べていきます。では、歯を抜いて歯並びを良くすることはよくないことなのかといえば決してそうではありません。歯並びを改善し、見た目が良くなれば今までのストレスが解消し、対人関係にも良い効果が表れるだけではなく、噛み合わせも良くなり「噛む」という本来の歯の機能が今まで以上に発揮できることになり、歯の数が少なくなるデメリット以上にメリットの方が大きくなります。実際私どものクリニックでも、年齢によっては、ベストな方法として抜歯による矯正治療を選択させていただく場合も多々あります。しかし、小学校低学年のお子さんであれば、これから生えてくる永久歯を抜かずに歯並びを改善することが十分可能なのです。

「病気にはならないように予防する。」私が大学に勤務していた時に学んだ最も大きな財産です。歯並びの異常は6歳ごろ、永久歯の前歯が生え始めるころに突然表れます。その時にお子さんの歯並びの異常に気が付き、対応できれば大切な永久歯を抜かずに歯並びを改善することが可能になります。

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「噛むこと」は生きること、とても大事です。-昨日の患者さまからの学びー

(医)SED 山口です。昨日、急患で92歳のおじいちゃんが来院されました。「お昼ご飯を食べていたら差し歯が取れてしまい、入れ歯が使えないので何とかして!」という切実なお悩みの患者さまでした。入れ歯のばねがかかっている差し歯が抜けてしまったので入れ歯が安定せず、このままでは夕ご飯が食べることができません。差し歯を入れている歯の根がとても傷んでいるためにくっつけてもすぐに取れてしまう状態です。私もどうしようか大変悩みましたが、とにかくやるべきことはおじいちゃんがご飯を食べれるように、噛めるようにするためにはどうしたら良いか?でした。結局、差し歯はあきらめ、少しお時間をいただきお待ちいただきましたが入れ歯に歯をたして、何とか噛めるように入れ歯をその場で修理しました。ご本人にはご満足頂けたようで、笑顔でお帰りになりました。

このおじいちゃんは92歳ですが、とてもお元気で、上下ともに入れ歯ですが噛み合わせが安定した入れ歯を入れているおかげでお食事をしっかりと噛んで食べることができるそうです。お体も、顔色も、お話も70歳代の方のようにしっかりとされていました。このおじいちゃんを診させていただき、「噛むこと」は生きることだなー、と改めて実感しました。

噛むことと脳の活性に密接な関係があることを掲載した11年ほど前の新聞記事を見つけたのでご紹介させていただきます。

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