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臨時休診のお知らせ

平素はSmile10デンタルクリニックをご利用いただき誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、下記の日程を休診とさせていただきます。

<終日休診>
・5月3日(金)
・5月4日(土)
・5月5日(日)
・5月6日(月)

<午前休診>
・5月14日(火)※午後は診療いたします。
・6月18日(火)※午後は診療いたします。

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、 ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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臨時休診のお知らせ

平素はSmile10デンタルクリニックをご利用いただき
誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、下記の日程を臨時休診とさせていただきます。

・3月24日(日)終日休診
・4月2日 (火)午前休診 ※午後(14:30~)は診療いたします。
・4月11日(木)終日休診
・4月14日(日)終日休診

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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虫歯治療の動画を追加しました。

マイクロ動画~見た目は小さくても中は深い虫歯~
マイクロスコープを使った精密な治療を行う事で­、二次虫歯による再治療の無い「長持ち治療」をコンセプトにご提供しています。

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30~50代に方に伝えたい「上流医療」とは?動画を追加しました。

SEDの診療コンセプト~上流医療で健康寿命を延ばす~
療法人社団SEDでは「上流医療」というコンセプトで、60歳までにどのような歯科­治療を受けるかで、60歳以降の健康寿命に大きく影響することを踏まえ、各年代に合わ­せた予防治療を提供しています。

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なぜ6歳から矯正治療をする方が良いのか!?

Smile10デンタルクリニックの山口です。本日は、少し違う視点からお子さんの矯正治療を考えてみましたのでお付き合いください。

先日、カキ養殖についての話を聞きました。びっくりしたのですが、カキは1日になんと180リットルの海水を吸い込み、吐き出しているそうです。180リットルといえば、そうです、ドラム缶1本分です。小さいカキ1個が1日にこれだけ多くの海水をろ過しているのです。私たちは1日にドラム缶分の水を飲むことなんてできないですよね。カキの栄養価 が高いのはこういった理由からです。 img18561490

それでは良いカキ(おいしくて、栄養価の高いカキ)を養殖するにはどうしたら良いでしょうか?

そうですね、養殖域の海水の質を良くすることが最も大事なことです。それでは、海水の質を向上するためにはどうしたら良いでしょうか?                 そうです、海に流れ込む川の水の水質を向上させなければなりません。さらに、川の水の水質を向上させるためには川の上流の環境を向上させなければなりません。川の上流の環境を向上させるために必要なことは何でしょうか??

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた気仙沼のカキ養殖漁師の畠山重篤さんは、「森は海の恋人」をキャッチフレーズに気仙沼の海をきれいにするため仲間を集めて植林を始めました。海の環境を良くするためには、上流に目を向けて森を大切にすることが必要なのです。

お子さんの歯並びが悪くなってしまったら、これはお子さんの責任でしょうか?いいえ、これは親御さんの責任だと思います。しかし、40%の小学生に歯列不正が発症している現実、歯並びを決定する0歳~6歳の食育の重要性、お子さんの顎骨の健全な成長を促し歯列不正を事前に予防することができることをしっかりとお母さん、お父さんに伝えていくことは私たち歯科医師の重要な使命であると私は考えています。まさに、歯列不正が発症する前に、その原因に目を向けて改善していくことができる上流医療をもっと皆さんに知っていただけたら、歯科医師として幸せです。

 

 

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40歳~60歳の方は歯根破折注意年齢です。

Smile10デンタルクリニックの山口です。本日は歯根破折(しこんはせつ)についてお話しします。歯根破折とは、文字通り歯の根にひびが入ったり、最悪の場合は根が完全に割れてしまう状態です。下の写真は、以前、歯ぐきが腫れて痛み、来院した患者様から抜歯させていただいた歯根破折歯です。

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割れた歯の根から黒い突起が出ていますが、これがいわゆる「さし歯」の土台です。この土台を歯の根にさし、その上に歯の形をした金属をかぶせるため「さし歯」と呼んでいます。虫歯が深くなり神経を取った歯に一般的に行われている治療です。歯の根にさしているこの土台の金属は歯の根よりも硬い為、咬む力が土台を通じて歯の根に過大な負担が継続的にかかったときに歯の根が耐え切れずに割れてしまうのが「歯根破折」です。この歯根破折で歯を失う方がとても多いのが現状です。恥ずかしながら、私も歯根破折で2本歯を失っています。想像以上に咬む力、歯ぎしりの力は強いのです。

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さし歯が悪いのではなく、土台の金属が歯の根よりも硬いことが原因です。入れてから10年ほど経過した「さし歯」は要注意です。実際、歯根破折は40歳から60歳の年齢の方に多発します。特に歯ぎしりが強い患者様には歯を守る為に夜間就寝時に装着するナイトガードをお勧めしています。ナイトガードは保険で作ることができます。

歯根破折から歯を守るために、現在は金属の土台ではなくグラスファイバーでできた土台ファイバーコアを入れることが増えてきました。グラスファイバーにはしなりがあるため、歯根にかかる力をやわらげ、破折のリスクを大幅に軽減してくれる優れた素材です。現在のところファイバーコアは保険適用外ですが、「歯根破折」を起こした歯は抜歯しなければならないことが多い為、歯を守る為にもお勧めします。

センター北 歯医者 Smile10デンタルクリニック

 

 

 

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歯並びは6歳までに決まります。

Smile10デンタルクリニックの山口です。今日は、お子さんの歯並びが悪くならずに矯正治療をしないですむにはどうしたらよいか?というお話しをしたいと思います。病気にはならないように予防するが第一です。

先日、何年振りでしょうか、かれこれ20年ぶりに新横浜のラーメン博物館に行ってきました。目的は、札幌の味噌ラーメン「すみれ」です。この味噌ラーメンが昔から好きでした。平日のため、どのお店もそれほど混雑していませんでしたが、「すみれ」だけは行列ができいいました。待つこと10分、テーブルに通され着席すると、隣のテーブルに座る親子連れ3人にちょうどラーメンが運ばれてきたところでした。お子さんは3歳ほどのかわいい女の子。親子は「いただきまーす!」と食べ始めるかと思いきや、お母さんがバックからなんと、はさみを取り出して、女の子のラーメンの麺をチョキチョキとリズムよく細かく切り始めるではありませんか!私は、この光景にびっくりしてしまいましたが、小さいお子さんがいらっしゃるお母さんには普通のことなのでしょうか?もちろんお母さんはお子さんが、食べやすいように麺を切り刻んだのでしょう。

ここで人の歯の役割を考えて見ましょう。人の前歯は、食物を細かく切るのが仕事です。そして、奥歯の仕事は、前歯が細かく切った食物をすりつぶすこと。前歯と奥歯では与えられた仕事がまったく異なるのです。お母さんがはさみで切った仕事は、実はお子さんの前歯の仕事なのです。

顎の骨は生まれてから6歳までに大きく成長します。大人になったときの顎の大きさの80%まで、なんと6歳までに成長してしまいます。身長の伸びは6歳までに65%です。顎の骨の成長の速さは他の骨と大きく異なるのです。この6歳までの顎の骨の成長はお子さんによって異なります。大きな影響を与えるのは、咬む回数です。歯の根っこは顎の骨の中にあります。一生懸命咬めばかむほど、咬む力が骨に加わり顎の骨の成長を促します。顎の骨の成長を考えると6歳までは特に前歯で咬んでほしいのです。たくさん咬んで、6歳までにその子本来の顎の大きさに成長できれば歯並びは悪くなりません。

ラーメンをはさみで切り刻んでいたお母さんは、お子さん思いの本当にやさしいお母さんだと思います。しかし、お子さんのためと思いやっていることがお子さんの顎の発育のチャンスを奪い、その結果歯並びを悪くする原因を作ってしまっているのです。

小学校に入るまで、しっかりと前歯を使って咬む食生活で、お子さんの顎の骨を健全に発育させ、ぜひ健全な歯並びを作りましょう。

センター北 歯医者 スマイルテンデンタルクリニック

 

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金属アレルギー

Smile10デンタルクリニックの山口です。

先日、テレビ番組の「ザ!世界仰天ニュース」で、歯医者で入れた銀歯が原因で髪の毛が抜け落ちてしまった若い女性のドキュメンタリーが放送されました。大変ショッキングな内容であったのでご紹介します。

今から5年前。MYさんはいつも通りシャワーを浴びていました。するといつもとは違う、手には不思議な感覚…なんと右側頭部の髪の毛がごっそり抜けおちてしまいました。びっくりしてすぐに皮膚科へ行くと、診断は円形脱毛症でした。すぐによくなると言われ安心したMYさんでしたが、翌朝起きるとさらに大量の髪の毛が抜け落ちていました。びっくりして別の皮膚科へ駆け込みましたが、やはり円形脱毛症だという診断されました。その後も脱毛は止まる気配がなく、MYさんは家の中でも毛が落ちないようニット帽をかぶるように。一向に症状が良くならないため、都内の大学病院を受診しましたが、診断結果は変わりません。ステロイド療法を試みましたがまったく改善せず、髪の毛が抜け始めて3か月でなんと、ほとんどの毛を失ってしまいました。こんな状態では人前に出ることもできず引きこもる毎日が続き、心もどんよりと暗くなり、体調を崩してしまったMYさんは以前から通っていた内科医を訪ねました。そこで新たな皮膚科を紹介されました。どうせ改善されないだろうと期待はしていませんでしたが、知り合いの医師に言われたため足を運ぶことにしたMYさん。しかし、ここで彼女の運命が変わります!
医師は彼女の話を聞くと、あまりに意外な原因を告げました。それは、「金属アレルギー」。金属アレルギー反応により、毛を作る組織が破壊され、毛髪が抜けていたのです。しかしMYさんは装飾品を身につけるタイプではなく、金属が肌に触れているところがあっても赤くかぶれるような症状もありません。すると医師が指摘したのは虫歯治療に使用した金属の詰め物でした。しかし、陽子さんが歯に詰め物をしたのは今から30年以上も前の事です。それが一体なぜ?実は長い時間をかけ、金属が徐々に溶け続け金属イオンが一定量を超えたためアレルギーが引き起こされたのでした。その後歯医者へ行き歯の詰め物をすべて除去すると、すぐに髪の毛が生え始めました!MYさんは今では結婚もし、幸せな日々を送っています。

虫歯治療で入れた銀歯の金属イオンがお口の中で少しずつ溶け出して体内に入り、長年蓄積し、あるとき突然アレルギー反応を起こす金属アレルギーは、花粉症とまったく同じ原理です。長年、花粉を吸いこむことで体内に蓄積し、ある年齢になった時に突然アレルギー反応として発症します。一度発症すると、一生花粉症で悩まなければなりません。銀歯による金属アレルギーは幸い、MYさんのように銀歯を除去すれば改善します。皮膚のアレルギー症状でお悩みで、お口の中に銀歯が入っている方は一度歯科医師に相談するとよいでしょう。

銀歯

センター北 歯医者 Smile10デンタルクリニック 山口和巳

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2月14日ホワイトデイ

Smile10デンタルクリニックの山口です。先週の土曜日3月14日はホワイトデイでしたので今日はチョコレートにまつわるお話をしたいと思います。Smile10デンタルクリニックでは当日診療にいらっしゃった患者様に日頃のご通院に感謝し、ささやかですがチョコレートをプレゼントさせていただきました。歯医者なのにどうして虫歯の原因になるようなお菓子を?と思い方もいらっしゃるかと思いますが、心配はいりません。プレゼントさせていただいたチョコレートは、甘味料としてキシリトールを100%使用しているため、虫歯にはなりません。

キシリトールという名前はテレビでもよく耳にすると思いますが、詳しく知る方は少ないと思います。私が大学病院に勤務していたのは25年ほど前になりますが、当時私は虫歯予防の研究をしていました。ちょうどそのころキシリトールが日本でも虫歯予防に使われ始めた時代でもあり、私も興味を持ってキシリトールに関する論文を多く読み、勉強したものです。

キシリトールは天然素材の甘味料で、シラカバを原料におもにフィンランドで生産されています。キシリトールは、一般的な砂糖(ショ糖)と同等の甘みがあり、カロリーは4分の3です。果実や野菜にも含まれ、実は生体内の肝臓でも作られている。インシュリンに関係なく代謝され、糖尿病患者にも使える

キシリトールは天然素材の甘味料で、シラカバを原料におもにフィンランドで生産されています。果実や野菜にも含まれ、実は私たちの体内の肝臓でも作られています。一般的な砂糖(ショ糖)と同等の甘みがあり、カロリーは4分の3です。インシュリンに関係なく代謝されるため糖尿病の方にも安心です。

虫歯は、虫歯の原因となるミュータンス菌という細菌が糖と代謝して酸っぱい酸を出すことで歯がとけてします病気です。キシリトールが虫歯をなぜ作らないか?わかりやすく説明すると、①ミュータンス菌がキシリトールを菌内に取り入れても酸を産生しない。②キシリトールを菌内に取り入れたミュータンス菌の一部は代謝することができずに死んでしまう。ことで虫歯を作らないばかりか、虫歯の原因となるミュータンス菌の数を減らしてくれるのです。

このように、キシリトールは優れた代用甘味料であり、キシリトール100%のチョコレートは虫歯を作る心配はありません。ただし、キシリトールをたくさん摂取しすぎるとお腹がゆるくなることがありますので、食べすぎには注意してください。

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80歳の日本人に残る歯の数は?

Smile10デンタルクリニックの山口です。本日は、8020運動についてお話します。

日本歯科医師会が実施している8020運動とは、「80歳で20本の歯を残そう!」というスローガンです。なぜ20本かというと、親知らずを除き、全部で20本ある永久歯のうち8本以上を虫歯や歯槽膿漏で失い、20本より少なくなると噛めない、食べることができない食べ物が出てくるからというデータからです。つまり、歯が20本以下になると食べたいものを食べるのではなく、食べれるものを食べる食生活を強いられることが多いのです。現在、20本以上ある方は当たり前のように、楽しい食事を享受していると思いますが、20本以下になると外食をした時に、入るレストランまで選ばなければなりません。「このレストランには、はたして私が食べることができるメニューがあるだろうか?」というようなことが現実に起こってきます。

日本人は、ご存じのとおり世界1の長寿国です。男女平均でも84歳を超えています。一方で、日本人のお口の中を調べると、60歳から急激に歯の数が減ってきます。原因は虫歯や歯槽膿漏です。60歳から急激に失われた歯の数は、80歳ではなんと、9.8本しか残っていません。(平成24年厚生労働省 歯科疾患実態調査)

ご自身の歯を一生涯20本以上を保ち、一生涯食事を楽しく享受し、健康寿命をまっとうするには、歯を失った時にどのような治療を選択するかが大きなカギになります。1本でも歯を失えば、その後他の歯に噛む力の負担がかかり、他の歯が悪くなる大きな原因になります。患者様に、インプラントのメリットをよく質問されますが、健康寿命をまっとうするために大きな役割を果たすのがインプラントです。

私の母は、今年の2月で82歳になりました。親不孝な私が唯一親孝行できたことは、歯科医師としてインプラントを使いながら、入れ歯のお世話にならずに現在でも大好きな硬いお煎餅をばりばりと食べることができる食生活を送らせてあげれていることかなー、と思っています。母親の許可をえて、現在のレントゲン写真を掲載します。最初の2本のインプラントは1998年に入れたもので、それ以来母親の第二の永久歯として働き続けています。

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